コロンビア留学をはじめよう！
いつからか世間ではグローバル化が叫ばれるようになり、今や学生が留学にいくのが当たり前の時代になってきました。
これまでは、「アメリカに半年留学してました！」なんて言うと大抵「へえ～すごいね！」とか「国際的だね！」なんて持て囃されていたのに、現在ではアメリカに留学する、或いは留学していた学生なんてそこらじゅうにいますよね。
例えば、2016年から17年までの一年間にアメリカへ留学した学生は18,780人もいるのですから、その全体数は膨大だと予想できるでしょう。
（日米教育委員会HP,日本人留学生の構成比2016－2017年より数値引用）
さて、こうなってくると、単に留学に行ったという事実だけでは何の評価もされなくなってくるわけです。下手に皆に合わせて留学して、何も学ばずに帰ってくるくらいなら日本でバイトして金を稼いだ方がいいかもしれません。
ただ、声を大にして言いたいのは、留学は、自分のキャリアのためのステップであり、その踏み台を上手く利用すれば他者の何倍もの付加価値を自分に与えることが出来る絶好の機会なのです。
昔と違って誰でも留学がしやすい、情報も手に入りやすい今こそ、このチャンスを逃す手はないでしょう。
そして、もしあなたが新天地へ向かって飛び立つ覚悟を決めたのなら、是非ともその場所をコロンビアにすることをお勧めします。
コロンビアと聞いて、どこにあるのか見当もつかない人もいるかもしれません。場所は南米に位置し、パナマ、ブラジル、ペルー、エクアドルと隣接し、国土は日本の約三倍もある比較的大きい国です。
興味を持ったらまずはグーグルでもいいので調べてみてください。すると、気が付くかもしれませんが、国の情報よりも先にファッションブランドの情報が出てくると思います。そう、日本ではまだコロンビアの認知度は依然として低く、一般的に馴染みのない国なのです。
これこそが、コロンビア留学をお勧めする理由の一つ目なのです。
例えば就活の時に、「アメリカに留学していました」と言うのと「コロンビアに留学していました」というのではインパクトがまるで違います。
「何故そんなところへ？」「どうして数ある国の中でコロンビアを選んだの？危険じゃなかった？」などと興味を持ってもらいやすい。これにより簡単に他者と差異化を図れるのです。
二つ目の理由は、現地の日本人があまり多くないため、現地人や留学生との友達が作りやすい、という点です。
例えばLAに留学したけど学校では日本人同士でかたまって外国人の友達が出来ないという話は耳がタコになるほど聞いたことがあります。また、学校ではアジア人しか近寄ってきてくれないというような話も勿論聞いたことがあります。
しかし、コロンビアでは日本の文化は非常に人気があるので、そこにいるだけでちょっとした人気者になりやすいのです。日本人の数もまだ少ないので、初めての日本人だ！とキャーキャー騒がれることも少なくありません。
また、コロンビア人の一般的な特徴として外国人にフレンドリーな面があり、現地の友人が非常に作りやすいです。留学先でその土地の友達が作れるかはその後の留学生活を大きく左右するので、この地点で大きなアドバンテージになるでしょう。
最後、三つ目の理由は、現在と今後の治安の改善が挙げられます。
勿論未だに世界的にみれば治安がいいとは言えないかもしれません。日本のような安全な島国に慣れている我々にとって、日常的にスリの被害があるという噂を聞いただけでびくついてしまうかも。
ですが、コロンビアの首都ボゴタは、ここ5年で治安が大幅に回復しました。その土地での当たり前のルールさえ守って暮らしていれば、1年間なんの事件に巻き込まれることもなく暮らすことだってできます。
そして、治安が改善されるとなれば当然日系企業の進出も増えるわけです。いわば、今後市場価値の高まる、注目が期待される国だと言えるのです。そのような国に敢えて先に目を付けておくことで、他の留学生よりも一歩進んだ経験を得られる可能性は大いにあります。
以上が、コロンビア留学を推奨する主な3つの理由です。今後このブログでは、コロンビア留学にまつわる様々な情報や、基礎的な国の情報、ちょっとした豆知識など筆者の体験に基づいて書いていこうと思います。
ただ、誤解しないでもらいたいのは、これらの理由があるから「絶対に」コロンビアに行くべきと言うのではなくて、これらの理由に「心惹かれたから行きたい」という思いがある人のみ、是非実行してほしいわけなのです。
あくまで、留学とは、自分の成長のためのものであり、目的をもって行わなければ楽しい思い出だけで終わってしまいます。
これから留学することを考えている方々、「何故留学するのか」という問いにしっかりと向き合ってみてください。コロンビアに興味があろうとなかろうと、このブログでその答えを探すヒントを提示できるよう努めたいと思うので、興味があればその他の記事も読んでもらいたいです。
